偏執後記2

 
「偏執」なんですよね、このお話も。
そしてそれは本編小説がそうなのであるからこの派生もそうなるのです。
と言ってもなんの話かよくわからない人が多いでしょうか。

それは先々納得していただけるかもしれません。
とりあえず、私の「偏執」のお話をしましょう。
そう、「私は水が好きなんです」とハイクで書いたことがあります。

そしてこの物語の企画を打ち合わせたとき愛さんに、
萩尾さんのトーマの心臓の後日談である詩画集の話をしました。
それが「池に浮かぶボートのシーン」で終わるんです。

私はあの作品がたいそう好きなのだ、いつかあのような
「絵なのか散文なのかわからない余白がたくさんある世界」が描きたいのです
って話しました。

今回とてもやりたかったことの一番はこれです。
これがやれたことで長い間「いつか・・・」って思い続けていたことに
思いがけず終止符が打てました。
(十全に描けたとは言えませんが現在の自分の力量でいうとまあまあだと思います)

チャンスをくださった愛さんに、御礼申し上げます。

さてさて偏執の一端をもうひとつ。
ゲストキャラのラボのひとw
元はわたしの高校の生物の先生。とてもラブリーな方でした^^
からかうと真っ赤になって「ぼぼぼ・・・ぼくは・・・」とかね、ゆっちゃうw

どうしてるかな、先生。
長い掲載期間を飽きずにやれたのはどっちかっていうとこの脇キャラに萌えていたせいかも!!